移住・交流施策あり方検討会報告書を公表：総務省

総務省は、都市部に住む人々の地方への移住・交流の取組成果を検証し、「ふるさと」への想いを地域づくりに活かす仕組みづくりを検討してきた外部有識者の検討会からの報告書を公表しています。報告書では、観光・交流と移住・定住の中間的な「関係人口」を重要視した取組を提言しています。


■これからの移住・交流施策のあり方に関する検討会報告書の公表（総務省）
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01gyosei08_02000136.html
・総務省では、これまでの移住・交流施策の成果と課題を検証し、今後のあり方を検討することを目的として「これからの移住・交流施策のあり方に関する検討会」を開催してきました。
・この度、同研究会において報告書を策定しましたので公表します。

○検討会報告書
http://www.soumu.go.jp/main_content/000529409.pdf
・今後の方向性
　｜奮的な移住・交流を支援
　　→都市住民の将来の地方への移住願望を実現する観点から、地域との多様な交流の機会創出
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　　→地域や地域住民との多様なかかわり方を持つ「関係人口」のふるさととの関係を構築
　Ｃ楼茲砲ける環境を整える
　　→「ふるさと」と関係人口とをつなぐ中間支援機能の創出と中心的役割を担う人材の育成
・段階的な移住・交流の支援
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　二地域居住
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・関係人口：移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもなく、地域や地域の人々と多様に関わる者
・「ふるさと」への想いを受け止める新たな仕組み：地方自治体は、自らの団体の「関係人口」を認識し、それらの者に対して、地域と継続的につながりを持つ機会を提供していくことが重要。
　〇堋村が「関係人口」を募り、その取組に賛同する者とのかかわりを継続する仕組み
　◆峇愀舷邑廚凌与瑤肪緻椶擦此地域の実情に合った仕組みづくりを行う
　　→地域づくり活動への参加、ふるさとサポーター証の発行、まちづくり会議への出席、他

■これからの移住・交流施策のあり方に関する検討会
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/ijyuu_koryuu/index.html
・検討内容
＾椽察Ω鯲施策の現状と課題
∈８紊琉椽察Ω鯲施策のあり方
ふるさと登録やふるさとボランティア等、ふるさとへの思いを地域づくりに生かす多様な取組の支援策


雑感）
「関係人口」という表現ですが、もう少し、気の利いた文言は見当たらなかったのかと感じましたね。

また、関係人口というのが具体的にどのような状態の人々なのかは想像しづらいのですが、観光・旅行ではなく、移住・定住でもないのならば、「二地域居住」の方々と解釈してよいのかと思いましたが、そうでもないようです。

関係人口
　風の人：行き来する人
　近居・遠居：地域内にルーツがある者
　過去の勤務や居住、滞在等：何らかの関わりがある者